外壁のお話

外壁材のお話:サイディングと塗り壁、そして今注目の「エスタコウォール」

家づくりを考える際、間取りや内装はもちろん重要ですが、家の印象を大きく左右するのが「外壁材」です。外壁は、家の見た目を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から家を守る大切な役割も担っています。


今回は、日本の住宅で最も多く採用されている「サイディング」と、昔から愛されてきた「塗り壁」、そして今注目を集めている塗り壁材「エスタコウォール」について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較しながらご紹介します。

1. サイディング

サイディングとは、工場で成型された板状の外壁材を、家の外壁に貼り付けていく工法です。現在、日本の新築戸建ての約7割がサイディングを採用していると言われています。


【種類】


・窯業系サイディング: セメント質と繊維質を主原料としたサイディングで、最も普及しています。デザインやカラーバリエーションが豊富で、タイル調や石目調など様々な表情を演出できます。


・金属系サイディング: スチールやアルミニウムなどの金属を成型したサイディングです。軽量で耐震性に優れ、断熱材が一体化しているタイプもあります。


・木質系サイディング: 天然木を加工したサイディングです。木のぬくもりや自然な風合いが魅力ですが、定期的なメンテナンスが不可欠です。


【メリット】


・施工が早い: 工場で成型されているため、職人による手作業が少なく、施工期間を短縮できます。


・コストが抑えられる: 大量生産されているため、比較的安価で導入できます。


・デザインが豊富: 窯業系サイディングを中心に、様々なデザインやカラーから選ぶことができます。


【デメリット】


・継ぎ目(シーリング)がある: サイディングボードの間にできる継ぎ目をシーリング材で埋める必要があります。このシーリングが劣化すると、雨漏りの原因になるため、定期的な打ち替えが必要です。


・均一な印象になりやすい: デザインが豊富とはいえ、工場生産のため、個性的な風合いを出すのは難しい場合があります。


2. 塗り壁(漆喰・モルタルなど)

塗り壁は、職人が左官ゴテを使って塗り上げていく外壁材です。古くから日本の家屋で使われており、独特の風合いと温かみのある表情が魅力です。

【種類】


・漆喰: 消石灰を主原料とした塗り壁材です。調湿性や防火性に優れ、白く美しい仕上がりになります。


・モルタル: セメントと砂と水を混ぜて作った塗り壁材です。クラック(ひび割れ)が入りやすいというデメリットがありますが、表面に凹凸をつけたり、塗装を施したりすることで様々なデザインを楽しめます。


【メリット】


・継ぎ目がない: 職人が塗り上げていくため、継ぎ目がなく、シームレスで美しい仕上がりになります。


・個性的な表情: 職人の手作業によるため、一つとして同じものがない、唯一無二の風合いを出すことができます。


【デメリット】


・施工に時間がかかる: 職人の手作業で行うため、天候にも左右されやすく、施工期間が長くなりがちです。


・コストが高くなる傾向: 職人の技術と手間が必要なため、サイディングに比べてコストが高くなる傾向があります。


・クラック(ひび割れ)の可能性: 特にモルタルは、建物の動きや乾燥収縮によってクラックが発生することがあります。


3. 今注目の「エスタコウォール」

エスタコウォールは、ポルトガル生まれの漆喰系塗り壁材です。「漆喰の持つ良さ」と「現代の住宅に必要な性能」を両立させた、新しいタイプの外壁材として注目されています。

【特徴】


・シラスバルーン配合: 主原料の漆喰に加え、九州のシラス台地で採れるシラスバルーンが配合されています。これにより、断熱性・調湿性・軽量性といった優れた機能が加わります。


・高い防水性: 漆喰の表面に、水に馴染む性質の特殊な粒子を配合することで、高い防水性を実現しています。雨水が内部に浸透しにくく、汚れもつきにくいのが特徴です。


・美しい風合い: 職人の手作業で仕上げるため、塗り壁ならではの温かみと、エスタコウォール独自の自然で柔らかな風合いを楽しむことができます。


【メリット】


・高い防水性と防汚性: 優れた防水性により、雨水が内部に浸透するのを防ぎ、カビや藻の発生を抑えます。汚れもつきにくく、美しい状態を長く保てます。


・継ぎ目のない美しい仕上がり: 塗り壁のため、継ぎ目がなく、家の外観をより美しく見せます。


・調湿性と断熱性: 漆喰とシラスバルーンの特性により、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境づくりに貢献します。


【デメリット】


・コスト: 職人による手作業のため、サイディングと比べるとコストは高くなります。


・施工期間: 塗り壁のため、サイディングよりも施工に時間がかかります。


まとめ

外壁材は、それぞれに異なる特性と魅力を持っています。


・コストと工期を重視するなら: 豊富なデザインから選べる「サイディング」


個性的な風合いや継ぎ目のない美しさを求めるなら: 職人の技が光る「塗り壁」


・塗り壁の風合いに加えて、機能性やメンテナンス性を求めるなら: 新しい選択肢「エスタコウォール」


ご自身のライフスタイルや予算、そして理想とする家のイメージに合わせて、最適な外壁材を選び、後悔のない家づくりを実現してください。


皆様からのご連絡を心よりお待ちしております!


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